筑豊糖尿病療養指導士認定委員会会長  麻生 宣則

                             2013年3月

 糖尿病患者さんの生活習慣を健康的なものに変えていくにはどうしたらよいでしょうか?

我々の言葉と行動が患者さんの考えを変えていくのです。

患者さんを動機付け患者さんと共に治療を行っていきましょう。

そのためには十分な知識を持ち患者さんの気持ちを理解しておく事が必要です。

 糖尿病は国民病であり社会的な啓発事業を地域で展開する必要があります。

LCDEは患者さんだけでなく地域住民の方々にも糖尿病の知識を広めていく役割があります。

 LCDEに認定されLCDEとして糖尿病に関わっていく事の意義は極めて大きいと考えます。

筑豊糖尿病療養指導士(LCDE)への期待

筑豊糖尿病療養指導士の歴史と展望

平成11年8月筑豊糖尿病療養指導士中央認定委員会が立ちあげられ10月より研修が始まり12月の試験に合格した29名が筑豊LCDEとして認定されました(1回生)。

その後毎年約30名のLCDEが誕生しており、平成24年には14回生28名が加わり総勢288名となりました。

各病院の多職種のLCDEの連携が行われる中、筑豊地域の12の患者会をまとめて筑豊糖尿病患者会が設立されたことはウ オークラリーの立ち上げと並んで特筆される1回生の業績だと思います。

 筑豊LCDEは糖尿病関連事業(LCDE総会、ウオークラリー、筑豊糖尿病患者会総会、LCDE勉強会、糖尿病の集い、糖尿病及び合併症予防のための講演会)を実施するのに毎年担当回生が交代制で行っている事が特徴です。

事業の運営に苦労が伴いますが、フレッシュな感覚で行われ、また多くのLCDEが経験を積んでいく事の意味は大きいと思います。

今後はLCDEの負担を少なくし、いかに円滑に事業を行うかが問題です。

 各施設でのLCDEが活発に活動し、評価してもらう事が大事です。

LCDEが意欲を持って仕事をしていく事を願います。各施設長のご配慮もお願い致します。

 糖尿病事業のほとんどは日糖協との連携で行われており患者さんを中心にした事業の展開が望まれます。

各施設での患者会の活性化も重要な課題です。

 筑豊地区の病院だけでなく診療所のスタッフも少しずつLCDEの希望者が増えています。 

筑豊地区のLCDEのネットワークが拡大し施設間の連携が強まる事を期待しています。

  今後も LCDEが各施設での糖尿診療の質を高め地域の糖尿病啓発に大きく貢献

していく事を確信しています。